SDGsへの取り組み

SDGsとは?

ABOUT SDGs


SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)を略した言葉です。
世界共通の言葉で、2030年の世界をよりよいものにすることを目的に生まれたプロジェクトです。
SDGsはこの世にひとつしかない地球を未来へ残すべく、みんなで行動するための”目標”として生まれました。

“目標“は個人レベルでもできることがたくさんあります。ぜひ一度、考えてみませんか。

参照:農林水産省ホームページ



お米一粒からSDGsに取り組める!

FROM A GRAIN OF RICE



これを読んでくださっているあなたへお伝えしたい—。

ひとりひとりが「選ぶ」ことによって、食を通してSDGsを広めることができるのです。

SDGsの内容に沿った「環境こだわり米」や「特別栽培米」は、手間暇がかかるため取り組む農家は多くありませんが、日々のご飯に特別栽培米を選ぶことでたくさんの農家がSDGsに取り組みやすくなります。


SDGsの3番目の目標である「すべての人に健康と福祉を」では、ごはんを食べて健康な体作りを目指します。
お米には健康な体づくりに必要な栄養がたくさん含まれおり、肥満になりにくく体温を上げて免疫を高めることから、病気になりにくいという研究結果もあります。

また、12番目の目標「つくる責任つかう責任」では、お米づくりに携わる私たちはもちろんのこと、使って(食べて)くださるあなたがいて成り立ちます。
つくる私たちだけで完結するのではなく、ひとりひとりがSDGsに適した商品を選ぶことが大切だと考えています。



十代目松治のSDGsへの取り組み

OUR EFFORTS



環境にやさしいお米づくり

十代目松治は化学肥料不使用、農薬80%減(当地域比)で栽培しています。


農家みんなが報われる社会を

農家みんなが協力して末長く農業に携わることのできる社会を目指します。




農業もジェンダーレスへ

女性でもお米づくりに参加しやすい環境を作っていきます。


まちづくりへの貢献

ふるさと納税の返礼品を通してまちづくりのお手伝いをしています。







OUR EFFORT 1

SDGsに逆行?農業の歴史と現状

1960~70年頃から化学肥料や農薬が使われるようになり、健康被害や環境への影響が問題となりました。様々な制限や制度が設けられていますが、現在も広く使われています。

化学肥料や農薬を使うと、栽培の効率が上がり手間がぐんと減ります。しかし、使いすぎると土地がどんどん疲弊してしまいます。

そこで、1999年より環境保全型農業として制度化され、農薬や化学肥料の使用制限が設けられました。おおよその目安は化学肥料の量、農薬の成分数をいままでの半分以下にする事です。

県によって制限は異なりますが、滋賀県は琵琶湖があることから全国トップクラスの厳しい制限があり、「環境こだわり米」や「特別栽培米」などの認証制度があります。

私たち十代目松治は、化学肥料不使用、農薬80%減(当地域比)で栽培しています。
手間がかかり決して効率は良くないのですが、土地を疲弊させず水を汚さないお米づくりをし続けています。

だからこそ、270年以上同じ土地で美味しいお米づくりができるのです。






OUR EFFORT 2

農家の努力が報われる社会を目指したい

私たちと同様のお米づくりをしている農家さんはたくさんいらっしゃいます。
しかし、大半の農家さんは収穫したお米を卸業者に卸すため、ほとんど利益が出ないのが現状です。

利益が少なければ農業に必要な機械を購入する事ができないため、農機が壊れたら辞めるという声も多く聞きます。

私たちは、そんなお米農家を助けたい!という思いから、松治と同じようにこだわったお米づくりをしている近隣の農家さんのお米も適正価格で販売できるよう協力し、持続可能な農業を実現してもらえるように取り組んでいます。






OUR EFFORT 3

性別にとらわれない農業へ

お米農家といえば、おじいちゃんや男性をイメージしませんか?
十代目松治の当代も現在70歳の私の父です。

しかし、女性である私もお米づくりに参加しています。

女性でもお米づくりに参加しやすい環境、それぞれの得意分野を棲み分ける事により、幅広い層の人々が農業に携わる事ができるようになると考えます。






OUR EFFORT 4

お米で住みよい街に貢献したい

十代目松治のお米は、竜王町のふるさと納税の返礼品に登録されています。

ふるさと納税の返礼品として選んでいただく事により、若者からお年寄りまでみんなが住みよいまちづくりのお手伝いをさせていただいています。