CHAPTER 01
農業の今を知る。
現在の農家さんの平均年齢
お米の卸売価格
農業中の事故死亡者数
現在の農家さんの平均年齢を知っていますか?
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、年々高齢化が進み現在の平均年齢は67.8歳です。
お米の卸売価格を知っていますか?
300坪の田んぼから収穫できるお米は8俵(480kg)前後。卸売価格は1俵12,000円程度。
この価格は物価が低い昔からほとんど変わっていません。
時代が変わっても価格は何十年も変わらないため農家の財政はどんどん厳しくなり、こだわって栽培しているお米農家はさらに困難な状況に立たされています。
機械代を含む経費を計算すると、大規模農業でない農家は利益を出すことは難しい → 利益が出ないために新しい機械への投資ができない → 機械が壊れたら農家をたたもう、儲からないし歳もとったしもうやめよう…
という悲しいサイクルが日本のあちこちで起きています。
農業従事者の事故死亡者数を知っていますか?
全産業では2008年に2.0人、2018年は1.4人という労働中における10万人あたりの死亡事故者数。
それが農業に関しては2008年は12.5人、2018年には15.6人と増加傾向にあります。
最近は安全装置がきちんと装備されている機械が多くなっている状況にも関わらず、なぜ農業だけ悲しい事故で命を落とす人が多いのか。
それは、ほとんどの農家さんに利益が出ていないため新しい設備投資ができていないからではないかと考えています。
CHAPTER 02
そして、農業の明日を考える。
農業の現状を知った私たちは考えました。
農業の形を変え、みんなが得意なことを発揮できるような場所を作りたい。
自分たちで育てたお米を販売するのはもちろん、お米を作るのが得意な農家さんのお米を品質に見合った価格で買い取り、本当に良いものを皆さんに知ってもらう。
お米を作れなくなった農家さんから田んぼを買い取って農業をしたい方にお貸しする。
障がい者施設の方と連携し、販売を手伝っていただく。
それぞれの得意なこと、できることをやってみんなで支え合うことができる農業の形を作っていきたいと考えています。
CHAPTER 03
もっと松治のお米を広めたい。
私たちは農業を本気で変えたいと思っています。
そのためには皆様のご協力が不可欠となります。
ぜひ私たちまでお問い合わせください。